【レビュー】RX100M2を3ヶ月使って感じた「いいところ」「いまいちなところ」
RX100M2を使い始めて約3ヶ月が経過しました。3ヶ月使って感じた「いいところ」と「いまいちなところ」をご紹介します。
1. いいところ
いいところです。
1.1 コンデジとは思えない高画質
1インチセンサーとカールツァイスレンズのおかげでコンデジとは思えない画質を実現しています。レンズ交換式一眼カメラに迫る画質と言っても過言ではない!・・・というのはちょっと言い過ぎかな?でも従来のコンデジの画質は確実に超越しています。
センサーとレンズもすごいのですが、ソフトウェアもかなり秀逸。様々な機能があり、どれも実用的でただでさえ高画質な写真に磨きをかけることができます。様々な機能の中で最も気に入っているのが、撮影した写真の暗部の露出を自動で明るくしてくれる「Dレンジオプティマイザー」です。
その他にもISO6400でもまともに撮影できてしまう高感度耐性、きれいなボケ味など画質に関しては褒めるところがたくさんあります。すごい!
1.2 ポケットに収まるコンパクトサイズ
高画質なのにポケットに収まる!外出先で気になったものがあったらポケットからサッと取り出して撮影、なんてことも可能です。コンパクトサイズなので、バッグに入れてもかさばらないところもいいですね。
1.3 優れた操作性
チルト液晶やコントロールリング、コントロールホイールなどのおかげで操作性がとてもいい!!カスタマイズ性も高いので、Fnボタンやコントロールホイールの上下左右に好みの役割を持たせることができるので自分に合った操作性に仕上げることもできます。
2. いまいちなところ
いまいちなところです。
2.1 開放の描写が甘い
F1.8の大口径レンズはとても魅力的なのですが、絞り開放(F1.8)で撮影した時の描写が甘めで、ピントが合っている箇所でもモヤっとした感じがします。絞り開放で撮れば甘くなるのは当然といえば当然なのですが、ちょっと残念でした。
絞れば改善していき、F2.8ぐらいから切れ味が出てくるので、必要に応じて若干絞って撮影することをおすすめします。
2.2 接写ができない
センサーが大きいので接写ができないのは覚悟していましたが、思っていた以上に寄れません。
しかもズーム倍率ごとに最大撮影倍率が異なり、最大撮影倍率が最も大きいのは広角側。なのでズームするととたんに寄れなくなるのでちょっと使いにくい・・・