会社のPCをWindowsXPからWindows7に切り替えてからNASへのアクセスがとても遅くなりました。NAS上のフォルダを開いてもファイルが表示されるまでに若干のタイムラグがあったり、そもそもフォルダ内のファイルが表示されなかったり・・・
Windows7でNASへのアクセスが遅い症状は一般的に発生している症状のようで、Googleの検索窓に「Windows7 NAS」と入力すると続けて「遅い」「接続できない」といった検索候補が出てくるぐらいです。
色々と対策を試みてみたところ、いくつか効果のあったものがあったのでご紹介します。
ネットワークインターフェースの設定変更(少しだけ効果的・・・)
以下の設定変更をすることで少しだけ効果がありました。
- [コントロールパネル]-[ネットワークとインターネット]-[ネットワーク接続]の順番に遷移していく
- アダプタが表示されるので、NASにアクセスする際に使用しているアダプタ(インターフェイス)を右クリックして[プロパティ]を起動(通常は「ローカルエリア接続」を使用していると思います。)
- [プロパティ]の[詳細設定]タブを開く
- [詳細設定]タブの[プロパティ]内にある[受信側スケーリング(もしくはReceive Side Scaling)]を[無効(もしくはDisable)]に変更する。
エクスプローラの表示設定変更(効果大!すごい!)
エクスプローラの左端にある「ナビゲーションウィンドウ」を非表示にするととても効果がありました!
- エクスプローラを開く
- [整理]-[レイアウト]から[ナビゲーションウィンドウ]の表示をOFFにする
ナビゲーションウィンドウを表示していると、フォルダを遷移するたびにネットワーク上の共有フォルダやNASを検索しに行っているようで、それが原因で遅くなっていたような感じがします。ナビゲーションウィンドウを非表示にしたことでXPの頃のようなサクサクさが戻ってきたような感じがします。