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ボルダリングのコンペに初出場して学んだこと

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先日、ボルダリングのコンペ(大会)に初出場してきました。出場したのはTHE NORTHFACE CUP 2014。結果は悲惨のものに・・・

今回の結果を自分や他の人と一緒に分析して、次のコンペ出場時に気をつけるべきところや学んだことをまとめたいと思います。また、コンペに向けてやったほうがいいことも簡単にまとめます。備忘録としてまとめますが、これからボルダリングのコンペに初めて出場する人にも参考になると思いますので良かったら御覧ください。

※コンペの方式はセッション方式を前提に記載しています。

1. コンペ中に気をつけること

コンペ中に気をつけることです。

1.1 1つの課題にこだわりすぎない

セッション方式だと完登数が重要となってきます。そのため、トライした課題に失敗した場合に「まだトライしていない課題をやるよりも、今失敗した課題にトライしたほうが完登できる可能性が高かも・・・?そのほうが完登数が稼げる!」という気持ちになりがちです。

もう一度登れば完登できる確証があるならいいのですが、そうでないなら再トライしたい気持ちをぐっと抑えて他の課題に行きましょう。

他の課題に行くと、意外と簡単で失敗することなく完登できることもあります。もし他の課題で失敗し続けてしまったら、失敗した課題の中から完登できそうなものを選んで再トライすればOKです。再トライはいつやるの?他の課題をやってからでしょ!

あと、失敗した課題というのは自分のポテンシャルを超えたものである場合が多いので、変に力んでしまい無駄に筋力を消耗している場合もあります。そのような課題を連続してやると同じ筋肉を酷使し続けるので一気に疲弊してしまい、他の課題に挑む前にバテバテになってしまいます。

私は最初に同じ課題に3連続トライして結局落とせませんでした。落とせなかったのにもかかわらず前腕が激パンプしてしまい、その後の他の課題では激パンプの影響で満足に登れず・・・という悔しい思いをしました。

※明らかに完登できなさそうな課題はトライしないでいいと思います。無駄な筋力を使うだけなので、その筋力は完登できそうな他の課題に活かしましょう。

1.2 壁の傾斜が緩いのから攻める

傾斜が緩い壁は傾斜が厳しい壁と比較して前腕の筋力の消耗が少ないため、筋力を温存しやすいです。そのため、序盤に緩い壁にトライして筋力を温存し、終盤に傾斜が厳しい壁にトライする流れがいいと思います。

逆に序盤に傾斜が厳しい壁にトライして前腕をパンプさせてしまうと、比較的前腕の消耗がないはずの傾斜が緩い壁も登れなくなってしまう可能性があります。

1.3 焦らない

コンペが開始してから最初にトライした課題が完登できるかどうかでその後の精神状態は大きく変わってきます。完登できれば落ち着きますし、完登できなければ焦る・・・

でも、完登出来なかった場合は「この課題とは縁がなかった」と割りきって次の課題に心を入れ替えましょう。序盤であれば時間はまだまだ十分ありますしね。

1.4 オブザベーションをしっかりとやる

ライミングの基本でもあるオブザベーションですが、コンペに慣れていないと会場の雰囲気に飲まれてしまって疎かになりがち・・・制限時間内ではトライ数も限られるので、少ないトライ数で完投数を稼ぐためにはオブザベーションは必須です。

セッション方式であれば他の人がトライしている様子が見れるので、それを参考にするのもありですね。盗めるものは盗みましょう。

2. コンペに向けてやったほうがいいこと(ジムでの練習時)

コンペに向けてやったほうがいいことです。ジムでの練習時にやることを前提としています。

2.1 本気トライ回数を増やす

ジムでの練習時はだらだらと登り続けるのではなく、本気トライをする回数を増やすべきです。コンペを想定した練習といった感じですね。

アップが終わったら「今から○分後までは全て本気トライで行く!全部一撃で落としてやる!」という感じで時間で区切ると効果的かなと思います。

2.2 オブザベーションをしっかりとやる

オブザベーションをするクセをつけて、精度を高めるためです。

2.3 最初に前腕を激パンプさせてから登る(たまに)

コンペ中は緊張からか普段よりも前腕がパンプしやすいです。すると「パンプしてる!やばい!登れない!」という感じで焦って更に緊張して・・・という悪循環に陥る可能性があります。

その悪循環に陥らないために、前腕をパンプさせた状態で登る機会を増やすことでパンプして登ることに体を慣れさせたり前腕の力に頼らないムーブを身につけるといいと思いました。

例えば、ジムの練習で最初にキャンパスボードで前腕を激パンプさせるとかですかね。ただし、クライミングが苦痛に感じてしまう可能性もあるのでたまにでいいと思います。